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アラサー男性の暇つぶし

米山知事によるハッピーメールのインフルエンサーマーケティング成功事例

この記事を見たときに僕は思ったんですね。 

news.nifty.com

 

「これがインフルエンサーマーケティングだ」と。

 

インフルエンサーマーケティングとは?

インフルエンサーとは?意味と定義から注目すべきアカウントまで解説 | インスタラボ

インフルエンサー(influencer)とは、影響や感化、効果作用を表す「Influence」を語源とし、他者の購買行動に強い影響力を及ぼす人のことを指す言葉です。特に、SNSを中心とするCGM(Consumer Generated Media・消費者発信メディア)が情報伝達の中心となっている現代において、多くのフォロワーを持つオピニオンリーダーのことを指す場合も多いです。一般的にはテレビや雑誌に出演する芸能人、スポーツ選手といった、いわゆる「有名人」がインフルエンサーでしたが、インターネットやブログやSNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)といったソーシャルメディアが普及してからは、インターネット上で消費者の購買意思決定に大きな影響を与える人物を指す場合に使用するケースが多くなりました。

 インフルエンサーマーケティングで重要なことは、それによってユーザーがよさそう!と思うことなので、有名人よりもむしろ友達とかのほうが本来効くわけです。インフルエンサー()と呼ばれるフォロワー1万人くらいのPRばっかり投稿している人がやったってそりゃ効果はないのは当然なんですね。

なので効果を出すにはインフルエンサーマーケティングをやる人とその内容のマッチング、例えば実際に使っているとか心からおすすめできるとかが必要になるわけです。

日本でインフルエンサーマーケティングがイマイチなのは、フォロワー多いユーザーに商品アップさせればインプレッション増えるやろ的な雑な運用が多いからなんですね。

 

日経新聞インフルエンサーマーケティング事例

先日もTwitterで話題になってましたが、日経新聞インフルエンサーマーケティングがこちら。これはあかん例として語り継がれそう。

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おそらくこれを見ても日経新聞の無料購読始めてみようとはならないし、参加している人のなかで普段から日経新聞読んでる人って皆無でしょ。

  

インフルエンサーマーケティングでは最近この記事がめちゃくちゃ参考になりました。

logmi.jp

米山知事のインフルエンサー

ということでこれがなぜインフルエンサーマーケティング的に成功か考えてみるとこんな感じになります。

知事が実際の利用者である

よく見かけるインフルエンサーマーケティングがダサいのは実際のユーザーではない人が宣伝しているからです。企業や代理店からこれを投稿してくださいと言われて顔面と一緒に商品をアップしているだけなので説得力はありません。

一方米山知事は実際にハッピーメールの利用者なのでめちゃくちゃ信頼できます。

明確にベネフィットを伝えている

インフルエンサーマーケティングを効果的にやるなら商品アップして「よさそう〜」とか言うだけじゃなくてそれによってどんな効果があるのかベネフィットを伝えて、欲しい・買いたいというところまで持っていく必要があります。

米山知事は実際に大学生と会っているという結果を示すことでその点を明らかに伝えることに成功しています。

信頼感と拡散力がある

商品やサービスがいいという前提はもちろんインフルエンサーは影響力と拡散力が重要です。その点東大、医師、弁護士、知事という経歴による信頼感は抜群です。さらにニュースに取り上げられると全国区という影響力を持っています。

ただサービスをリリースしたりプレスリリースを打ったりしても効かない世の中では、どうしたら話題になるのか・どうやってニュースさせるかの仕掛けが重要です。

 

デーティング系サービスは見習ったほうがいい

ハッピーメールは米山知事に謝礼払ったほうがいいレベルだし、ペアーズ(Paies)やその他数多あるマッチング、デーティング系サービスもTwitter広告ばっかりやってないで「公務員は利用料無料」みたいな施策をやると信頼感増して一気に日本での市場も大きくなるんじゃないでしょうか。

 

 

twitter.com

Amazonで本を買うソフトバンクユーザーはアホ〜Yahoo!ショッピングのススメ〜

最近は引っ越しによる家具、赤ちゃん様誕生によるいろいろ、日常的な鬼読書と買い物が増えて死んでいます。

 

Yahoo!ショッピングの使わない理由がない

結論から言えば、(ソフトバンク利用者なら)Yahoo!ショッピングを利用すればだいたいのものが10%から15%割引で買える、新刊を読むなら実質タダじゃね?ということで、Amazonで本を買ってる人はめちゃくちゃ損してるよねという話です。

 

Yahoo!ショッピングのバラマキ

小澤さんも言ってますが、現在Yahoo!ショッピングはお金をバラまいているフェーズな訳です。

 

小澤氏が根拠にあげたのがソフトバンクユーザーの「膨大な伸びしろ」。2017年12月時点で、ソフトバンクユーザーの2/3はまだ「Yahoo!ショッピング」を利用していない状況。「多くのソフトバンクユーザーは、(常に10%付与されるポイントキャンペーンなどの)お得さに気付いていない」(小澤氏)。

 

netshop.impress.co.jp

 

これは楽天とか他のECも同じなんですが、Yahoo!ショッピングのバラマキ具合が半端じゃない、、

個々のショップが割引を頑張っているんじゃなくて(Yahoo!だけ10%オフとか無理でしょ)母体となっているYahoo!が札束の力で行なっているわけです。

楽天も今後さらに力を入れていきそうですけど、現段階では楽天モバイル楽天カード利用の縛りがきつくて、実質5%くらいの割引みたいです。

 

Yahoo!ショッピングのポイント

ソフトバンク契約者なだけで10%、Yahoo!カードなら+2%と常に10〜12%オフで買い物ができるということなのです。

で5のつく日というアホセールが月に3回開催されるわけですが、この日には無条件で+5%、アプリから注文で+1%というものが乗っかることになります。

 

そうすると実質16〜18%の割引になるので、書籍のように定価があるようなものはもちろん、その他でも利用しない理由がまったくわからないんです。

 

さらにハピタスなどのポイントサイトを利用すると1%分現金に換えられるポイントがゲットできますね。

サイトはこちら👇

m.hapitas.jp

本を安く買おうと思ったら

・ブクマ、メルカリで出品されているか、価格を調べて安かったら購入

・(読み返す可能性が高ければ)Amazonkindleいくらか調べる

Yahoo!ショッピングに出品あるか調べてハピタス経由で購入

 

って感じで、本屋などリアル店舗とかAmazon購入はあり得ないんですよね。

 

もちろんリアル店舗にもたまに行きますし、書店の良さもわかるんですが、実際購入しようと思うとなんか損した気になって買えないという悩みはあります。

また、年に本を数冊しか買わないという人はどこで買ってもいいと思いますが、個人的には読書は数だと思っているので蓄積すると凄まじい金額になるわけです。

 

節約したいなら率より額

ちなみにこういった本のような1,000円から2,000円程度のもので20%引きになるのもお得感はあるのですが、節約しようと思ったら割引率ではなく、割引された金額で考えるべきです。

Yahoo!ショッピングのアホ割引がより効くのは、

・家具などの数万円の買い物

・水とか米とか確実に必要なもの

 

1万円の買い物で2,000円オフ、3万円のものなら6,000円お得だと考えると使っちゃいますよね。

僕はこの前数万円分の出産内祝いをYahoo!ショッピングで探したんですが、かなりのポイントになりました。

 

本を合法的にタダで読む

また、僕は今後購入した本は会社に溜めておこうかなとも考えているんですが、そういう理由がなければ自分で読み返す本というのはそんなにないですよね。

 

それなら読み終わった本は売ってしまいましょう。

ブクマやメルカリで販売すれば、新刊であれば定価の10〜20%引きで売れるので実質タダみたいなものですね。(買った金額より高いことすらある)

 

 Amazonのいいところ

もちろんAmazonもたまに使うこともありますが、Amazonのメリットは

・在庫が豊富

・ほぼ確実に翌日、または当日届くこと

・購入したものの管理がしやすいこと

くらいでしょうか。最近Amazonを使うのは自分しか読まず、売ることがないものをKindleで買うときくらいになりましたね。

  

まとめ

・本はYahoo!ショッピングで買う

・購入予定のものはすぐ買う必要がなければYahoo!ショッピングのカートに入れておく

・大きな買い物の場合は5のつく日にまとめて購入してポイントサイトも活用する

 

積極的にYahoo!ショッピングで買い物しましょうというよりは、買わなければいけないものがあるときはYahoo!ショッピング覗いたほうがお得ですよって話です。

 

 

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ソフトバンク光は代理店を使わないほうが精神衛生上よさそう

そろそろ家にネット回線引くか

僕の普段の生活といったら朝から会社に行くのではなく、1日の半分はドトールサイゼリヤで過ごしているんですが、いま使っているwimaxのルータがバッテリーの持ち的にもいいし通信料にも制限ないし結構満足してまして、

(地下と建物の屋以外だったら使用可だし)

 

でも奥さんは家にずっといるわけだし、スマホの大容量データプランに金払うのももったいないので固定の回線引こうかなといろいろ調べてたわけですね。

 

ネット回線はどこで契約するのがお得なのか

通信の業界ってどこも信用ならないわけですができるだけダメージ減らそうと、最善は難しいけど最悪は避けようと価格.com見ながらそれぞれ比較をまあまあの時間使ってやってみた先週末だったんですね。

 

au光が割と安いのでいいなーと思いましたが、現在住んでいるマンションではau光が使用できなかったり紆余曲折ありながらも、自分の携帯がソフトバンクってのもあってその割引も考えるとソフトバンク光がまずまず安いという結論に至りました。

 

ソフトバンクYahoo!連合に囲われている身としてはソフトバンクはある程度の期間使うと思われるし、面倒だからまとめちゃおうかなという情弱的な発想です。

 

価格.comからだと3万円以上の割引あるしちょうどええやんラッキーと思ってたんですがこれが久し振りにイラッとされる事態になるとは思いませんでした。

 

申し込みから怪しい

まず価格コムのフォームから申し込むので、基本情報を入力するんですよ。まあこれはいいですよね、普通。

(まぁ問い合わせ完了画面がエラーになっててITとかwebの業界なのに終わってるなと思ったのは置いておいて)

 

そして電話が鳴る

入力し終わって完了画面もようわからんしええかとりあえず映画見よと思ってると電話がなるわけです。

「あーこういう業界って電話してくるわめんどくさ」と思ったけど出ないと仕方がないのでまぁ出ますよ。

 

押し寄せるクソオペレーション

契約内容の確認とか、あわよくばスマホ乗り換えさせてやろう的な営業なんなんかも含めてまず20分くらい時間がとられるんですね。

やっと終わったと思ったら最後に電話口から衝撃的な一言が

 

「現在の内容を確認するために別の担当からお電話改めさせていただきますが、ご都合よいお時間は何時ごろでしょうか」(うろ覚え)

 

 

「は?」

 

 

なんで今の内容確認を別の担当が再度するわけ?

 

 

頭悪いのかな。オペレーションですごく損してそう。電話何回やりとりすんねん。

 

改めてかけてきたときはタイミング悪く出られなかったのでそのうちかけ直せばいいやと思っていると次の日から1日3回以上電話がかかってくる、、

しかも連続で3回(1回出なかったら3回連続でかけても出れないって、別の時間の方がええやろ、、)その上ようわからん時間帯に(お前都合のいい時間聞いたやん、、)

 

極め付けは関連会社っぽいところから着信入ってるやん(なんかの営業でしょ?最初の電話でそういうの止めろって言ったやん、、)

 

もう完全に申し込む気が失せましたわ、、

 

結局どうしたか

ここと関連会社の番号は着拒。

こういう会社と付き合うくらいだったらキャッシュバックなくてもいいかということで直接申し込む(かその他いい方法ないか検討中)予定

 

よくよく説明を聞いてみるとソフトバンク光ってソフトバンクスマホを利用していることで得られる金銭的メリットが500円しかないのでそもそもこれが違うかな〜ということも考え中。

 

ソフトバンク光注意点①

携帯がソフトバンクだとネットの月額料金な1,000円安くなるというものですが、実際には携帯側でなんか500円かかるオプションに入る必要があり、実質は500円しか安くならないんですね。

 

ソフトバンク光(価格.com)注意点②

価格.com経由で申し込んだ際のキャッシュバックなんですがこれを受け取ることができるのは1年後とかなんですね。ユーザーが受け取りの権利を忘れることを期待してるのかもしれないんですけどほんとにクソな制度にしてるなあと思いました。

 

まとめ

仕事の関係でソフトバンク、NTTの固定回線の件でも最近電話することがあったんだけど

 

電話のオペレーションまじ大事

 

マニュアルに沿ってやってるんだろうけど何気なく電話の相手を苛立たせてる自覚がなさそう。

 

ネットで申し込みを完結させてくれればいいのにと思うこともありますが、自分が思っている以上にこの国には老人がいるし、知識レベルにも差があるってことを認識するべきですね。自分の父親がスマホから申し込めるかと言ったら怪しいわけです。母親は完全に無理ですね。

 

そういえばLINEモバイルとかネットで申し込み完了したときは感動しました。

少しでも安く申し込みたいなら確実に代理店を通したほうがお得なんですが、それと引き換えにこういうやりとりとか営業とかされるんだったら正規申し込みと天秤にかける必要があるなぁと思う次第です。 

 

 

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新入社員webマーケターがフォローしておく厳選Twitterアカウント【更新中】

暖かくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ4月なので就職、転職、部署移動とそんな季節ですね。
 

webマーケの会社もピンキリ 

webマーケティングってなんか雰囲気よさそうとか思って新卒で入社した方、中小規模でwebマーケティング企業の9割はたいしたことやってないので自分で力をつけて頑張っていきましょう。
運のよいことにしっかりした会社に入れば仕事もおもしろくて本質的な仕事ができるわけです。が、どの業界も世の中そんなに簡単ではなく、稼ぐための仕事/会社というのが存在するわけです。粗悪品をテレアポと営業力で売るとか、制作は下請けで2倍の価格で販売するとかも当たり前に起こるんですが、そんなことは永遠には続かないのでどれも勉強だと思ってやることが大事ですね。
 

Twitter見る若者と日経読むおじいさん

世の中がどう動いているのか視野を広くして自分の周りの環境が世の中だと思わないように情報に接することが重要なのですが、web業界なのであれば特にTwitterがめちゃくちゃいいですよね。
むしろこの2018年にTwitterやらないでどうやって情報集めてるのか不安になるレベル。Gunosyとか読むの?自分でRSSとか登録するわけじゃないよね。
ちなみに日経新聞とか読むのはほとんどおじいさんの自己満足で、『日経を読んでおいた方がいい』とか言っているおじいさんの大半が日経にかかれている内容を理解できていないことに注意してください。
 
もう組織が勝手に回ってるような企業の経営者様は別にいいんですよ、もっと大事なことがあるならそれやってください。取り入れる情報の取捨選択が重要なので、現場の環境や実際の仕事内容に興味なければやる必要もないかなと。ビルゲイツも受け取る情報を取捨選択するためだけの仕事で2人雇ってたらしいですよね。
 

ということでおすすめアカウント一覧

ネット中心に広告とかマーケティングをやっている立場から独断と偏見でとりあえずフォローしておけば失敗しないおすすめアカウントはこちら↓
(随時更新していこうかなあと思います)
 
twitter.com
広告の業界では知らない人はいない田端さんです。最近LINEからスタートトゥデイに転職されたことでも話題になりましたが、紙メディアからネットニュース、広告まで広くマーケティングの本質を突きまくる方です。
たまに泉里香関連の画像をリツイートするあたりもフォロワーのインサイトを考えた戦略のひとつらしいです。Perfumeののっちを除いて女性の趣味が近いことにもとても親近感を覚えます。
 
マーケティングってなんだろうと思ったら田端さんのこの記事を読み返してください。本1冊分以上の勉強になります。
 
 
ネット広告運用会社アナグラム社長のTwitterです。
運用型広告についてももちろんなんですが、会社運営についてもかなり公開してくれているので勉強になります。スタートアップってサービスがバズったり調達したりかっこいいよねという風潮がありますが、事業と目的から自社を中小企業と定義するこの記事がお気に入りです。
自分が事業会社で広告を外注するなら迷わずアナグラムさんに依頼すると思いますし、運用型広告に関わっていく人ならアナグラムさんのブログは必ず購読してください。
 
 

twitter.com

えとみほさんを知ったのはスナップマートが独立、買収されるあたりでしょうか。
もともとはエンジニアのようなんですが、現在ではSNSInstagramインフルエンサー関連や企業と個人のあり方についてといいね!を押させられるツイートは勉強になります。僕のいいね欄にはえとみほさんのツイートが結構な量で存在します。
若い人たちの感覚を理解できる経営者って感じでアラサーの人もチェックしたほうがいいです。
 
 
jigenさんはSNSマーケティング業界の師匠、Twitterの神的存在で、流行に流されない本質的なことを教えてくれるアカウントです。
下の記事でもTwitterへの愛情が伝わります。
 
 
個人的にはもともなwebの制作会社って国内では数社だけだと思うのですが、そのなかのひとつベイジ社長のTwitterです。webサイトをベースにしたマーケティングが中心になりますが、直接制作やディレクションに関わらない広告運用社もフォローしなければいけません。
 
 
 
GUILDやピースオブケイク、noteといった会社やサービスをやっているUI、UXの神。
いつかご依頼してみたいものです。
 
 
 
SEO業界の重鎮でSEO関連はもちろん参考になるのですが、タイ全裸事件の発火元であったりとネットの守り神的存在でもあります。
SEO初学者には少しレベルが高いかもしれませんが一通りの概要を早めにインプットして内容を追えるようにしたいです。
 

情報源は自分で探す

もちろん広告仕様の変更や流行などその時に把握しておくべき日々のニュースもあるんですが、もう一歩上の大局観というか、マーケティングの本質を早くから理解しておくのが近道なような気がします。
とりあえずこういう人たちをフォローしつつ、リツイートなんかを参考に自分のためになるタイムラインにしていくのがいいんじゃないかと思います。
 

 番外編

twitter.com

エミリー・ラタコウスキーさんです。Instagramでフォローしてもいいのですがタイムラインに流れてくると幸せな気持ちになります。おしゃれとセクシーの中間なあたりがフォローしていてもアイドルのように気持ち悪くならないというところもポイントです。

 
 
 

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インサイト分析とは人間を観察するマーケティング行為である

Kindle読み放題をウロウロしていたら見つけたので読んでみた。 
一般的にマーケティングは「他社と差別化をして勝てるポジションをとりましょう」的な話がベースになっているんだけど、現代においてはほとんどの商品はだいたいいいので、消費者がその中からそれを選んだ理由は特にないという時代になっている。これは自分に当てはめてもそうで、コンビニのお茶の特にこだわりはないし、入る牛丼屋を選ぶときにもそう。
 
だからマーケティングを考える際には表層的なニーズを追うんじゃなくて、消費者の奥にあるインサイトを探ろうよと。消費者ニーズを分析した商品やサービスが当たるんだったら大企業の新商品がコケることはないし、サービスだってほとんど成功するでしょう。それがうまくいかないのは「あったらいいけど特に必要はないよね」という商品を作ってしまうからで、消費者はより安いほうがいい、より早いほうがいいとか単純なことしか考えていないといったレベルの改善しか思いつかないので単純なアンケートやヒアリングの罠にはまってしまうことが往々にして起こり得る。
 

インサイトとは無意識なので言語化しにくい

インサイトとは無意識なのでヒアリングでは簡単に出てこない。
また売上を改善しようとしてユーザーヒアリングを行ったとしても、その商品を買わない理由を消費者は知らないのである。「なぜ買わなかったんですか」と聞いたとしても意味のある回答は返ってこないことが多い。
 
マーケティング領域ではインサイトがちょっとしたブームになっている気もするけど、LINE田端さんもマーケティングインサイトを理解することだって言ってたよね。
僕なりに「インサイト」を訳すと、“抑圧されているがゆえに語りえない本音のこと”だと思っています。
でも、ホワイトカラーの真面目なサラリーマンには、新聞は読まないといけないっていう抑圧が未だにあるのかもしれない。そんなに新聞読むことが大事だったら、「ちゃんと定時の勤務時間の中に30分新聞読む時間を取ってください」とか、「購読代を会社で持ってください」とか言いたくなる気持ちもあるじゃないですか。でも、ほとんどの人が見出しくらいしか読んでいない、中身をちゃんと理解していない、それなのに日経新聞読んでいるってことが一種のステータス。そういう意味があるから、一応読んでいる。
 
商品でなくて広告でインサイトを満たすこともできますね。
ハーレーダビッドソンの実際のユーザーは銀行員など固い職業の人も多い。この人たちは普段真面目に生きている自分への反動からみんながイメージを持っているハーレーダビッドソンに乗っている自分かっこいいというインサイトがある。
こういったインサイトがあるからといってハーレーダビッドソンが「普通の人でも乗っています!」という訴求の広告をしてしまうのは完全に間違いでイメージを崩したら元も子もないわけです。
 

エンジェルインサイトとデビルインサイト

人が本当に動くインサイトが心の奥にある欲望だとしたら、インサイトは美しいものだけではありません。インサイトを話すことは恥ずかしいし、自分では自覚したくないものを含むこともあります。
 
2017年の流行商品を見てインサイトを予想するとしたら、
 
ミールキットのインサイト
⇒献立を決めて買い物に行って料理をするのは面倒だけど、ちゃんと料理をした感や手作り料理をアップしたい
 
クラフトボスのインサイト
⇒缶コービーは甘くてださい、コンビニカップコーヒーは冷めるとまずいしアイスなら氷が溶けるとまずい、冷めても飲める少しだけおしゃれな飲み物がほしい
 
最近で言えばハンバーガー屋に黒烏龍茶が置かれるようになったのも、ハンバーガーの不健康感を黒烏龍茶を一緒に飲むことで罪悪感を減らすという一見意味不明な消費者インサイトなわけです。
一時的な流行商品をざっと見てみるとしっかりインサイトを刺しているものは長続きしそうですし、広告で跳ねたものは一時的なブームで終わりそうです。
 
web広告やっていてもユーザーとしてネットの広告を見ていても、「こんな商品があります」とか「こんなイベントがあります」とかチラシのようなメッセージになっているものがほとんどで全くインサイトに刺さってないものがほとんどです。
まだ刈り取りのための広告に使われているというのが大きな理由ではありそうだけど、どんなベネフィットがあるのかすらも打ち出せていないものが大半を占めているのでそこらへんはマスの広告ってレベルが高いなあと思いますね。
 

インサイト起点がないクソサービス

サービスを開発しようと思ったときにニーズのないものを作ってしまったというのは最も多い失敗ですし、一方ニーズが明らかなものを作ってもおもしろくないという矛盾があります。
そこで「ユーザーは本当はこう思っているよね?」というインサイト分析が役に立ちそう。
「馬が交通のメインだった時代に車が欲しいとかユーザーはわからない」というのはよく言う話ですが、そのユーザーに「馬の管理をする必要がなく、馬より早い乗り物があったらいいよね?」と聞けば「そうだよね」と返ってくるわけです。でもそれが実際に普及するかどうかはサービス・商品以外の広義のマーケ的な要素が大きく関わってきそうなので、結局信じてやってみるしかないよねというスタートアップ的なものになる気もしています。
 
「技術は手段であり、インサイトを充たすために技術を使う」というのがインサイト起点の本質なので、ブロックチェーンでなにかやろうとかAIを使ってなにかできないか?とか技術から考えると独りよがりなプロダクトの出来上がりです。
 

優れたアイデアはひとことで表現できる

人を惹きつけるアイデアには短くて強いメッセージがあって、フレーズは13文字以内の体言止めで表せる。
理解を簡単にして興味を湧かせる手法としてSHOWROOM前田社長がニューズピックスのメモの記事で言っていた抽象化の話を思い出した。
 

顧客のためというなら人間を見ろ

商品やサービス開発においてやりがちなところは他社サービスの良くない点を改善したものを作り出すことである。
これも間違いではなさそうだけど、多くのケースでは他社がそれをやらない理由はなにかしらあって、もしそのやり方で成功したとしても模倣可能なものであれば激しい競争が待っているだけである。
他社や市場、一般的なユーザーを見るのではなく、そこにいる"人間の感情"を見ることで本当に価値のあるものが作れるのではないか。ユーザーのためとかベンチャーとか言う割に、類似サービスを作ったりしていることが多くてそれは全く顧客志向ではないです。
 
本ではインサイトの分解とそれを商品やサービスの開発に実際に使えるようにするためのリサーチの手法や注意点まで網羅している。ある程度の規模の会社の商品開発とかだったらこういったリサーチをやったるするんでしょうけど、小さい組織や個人が小さく始めるんだったら自分のインサイト洞察を信じてトライアンドエラーですね。 
 

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