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アラサー男性の暇つぶし

仮想通貨をリーマンショックと比較してみると『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』

 

ふとTwitterで見かけてちょうど時間もあったし見てみることにしました。マネー・ショートはよかった記憶があったんだけどそれよりいい作品ということでとりあえず。

リーマンショックからの世界恐慌の背景を関係者にインタビューをメインに金融機関のクソさを説明するという作品。銀行関係者やアメリカ政府関係者、中国役人、フランス財務相、アメリカのビジネススクール学長、ジョージソロスまでインタビューに答えるというかなり豪華な出演者。

2008年にリーマン・ブラザーズAIGが破綻し世界的に恐慌が始まるんだけど、リーマンショックの頃は大学生?だったからかなり影響のない人生を送っていたなあ。よく就活で証券を受けようと思ったわ。それだけ投資銀行が最近稼いでいるなあというイメージは普段遊んでいるだけの日本の大学生にもあったということ。

 
最近お金のことを世の中的にも再考するって流れがある気がしていて、金融ってのはお金の流れをスムーズにすることで社会を活性化させるという感じで学生のことは捉えていたけど、実際のウォール街とかは全然異なっていた。
金融は他に比べれば昔から稼げていたんだけど、稼ぐスピードが上がったのは投資銀行が株式公開をして金を集められるようになった頃かららしい。それは1980年くらいのことだからあんまり昔のことでもないですね。それができた理由としては政府へのロビーイングによるもので、献金と人員送り込みで政府と金融業界は距離をかなり近づけた。
この頃から金融機関は大きすぎると政府が潰せなくなることはもちろんわかっててやってるんですね。

リーマンショックと仮想通貨

リーマンショックの原因は金融工学がクソの様な証券を作り出して、格付機関が金のために高い評価を与え、いろんなところにばら撒かれたってのがよく言われる原因。
これで思ったのが、当時のCDOの価値がわかっていなかったように今で言うと仮想通貨の価値もわかっていないわけです。仮想通貨推しのブロガーが「仮想通貨はいい」「実用的である」といってコインチェックのアフィリエイトで稼ぐのは全然いいんですけど、「今から投資しておかないと損をする」的に話すのは微妙ですよね。そもそもファンダメンタルなんかないし価格は市場が決めるだけなので200万が高いか安いのか、100万は高いか安いのかなんてわからずに雰囲気で買ってるだけですからね。

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CDOに組み込まれている住宅ローンは安全だと思われていたが、実態としては無理なローンが増えていたわけです。
お金が好きで稼いだり失敗するなら勝手にしてくれって感じだけど人に迷惑かけるからやっかいですね、、他社もやっているし個人の給料が会社の短期利益と直結しているからしょうがなくなっちゃうんですよね。金融機関はレバレッジかけまくってたからここまで事故が大きくなったんだけど、仮想通貨ロングでレバレッジかけまってた人たちは今頃生きてるんでしょうか・・

金融業界と起業家は紙一重

当時の金融マンは稼いだ金を娼婦や薬に使うわけだけど、金を稼ぐことと薬とギャンブルは脳内の働きとしてはだいたい同じ。
当時どれだけ稼げるかはどれだけリスクをとれるかだから、今で言えば起業家も大して変わらないんじゃないか。時代が時代なら金融に行ってたかもしれないですよね。現に就活の頃は投資銀行とか証券いいなーと思ってましたしね。
それに比べれば最近の起業家ってまじで欲ないですよね。社会的に価値があることをしようとか、上場するにしても手段としか捉えてないですからね。
いや、書いてて思ったけどこれはITを中心とした自分に近い領域の話で、不動産とかは稼ぎたいだけでやってる人いっぱいいたわ。不動産を売買するって冷静に考えると価値なくね・・

不安定な世の中でなにができるか

こういうことって今後も起こり得る(というかどこかのタイミングで必ず起こると思う)んだけどそれにどう備えることができるのか考える必要があるかもしれない。20代前半の起業家だったら自分のやりたいことにオールインでいいと思うんだけど、アラサーになってくるとポートフォリオ考えますよね。会社なんて軽く潰れるし、業界によっては転職かなり厳しめ。やっぱ収入のラインは複数作っておかないといけないし、歳をとるに連れて保守的なポートフォリオになるのが悲しいです。 
情報や流行に踊らされずにポジションをとらないといけないと考えるばかりです。
リーマンショックのときは格付け会社も大学教授も金で買われてますからね)